CHAPTER 08 / 08 REVIEW & NEXT STEP

まとめと、最後の確認テスト

学んだことを1枚に整理。10問のテストで、仕事の会話に使えるか確かめます。

◷ 目安 15分確認クイズ 10問未読
この章のゴール

型の役割と限界を説明し、具体的な確認事項を開発担当に伝えられる。

この章で学ぶこと
8.1

まず、この5つを持ち帰る

  1. TypeScriptはJavaScript+型のチェック。データの食い違いに、実行前に気づく助けになる。
  2. 型は、扱う値と形の約束。string・number・boolean、オブジェクトと配列が基本。
  3. コードは「入力→条件・処理→結果」で読む。関数の引数と戻り値、ifの境界に注目する。
  4. 「ない」と「失敗する」場合も仕様に入れる。任意項目、null、通信失敗、見つからないデータを考える。
  5. 型チェックが通っても、業務の確認は必要。実行時の検査、権限、計算ルールは別に確かめる。
8.2

会議の手元に置く、早見表

見かけるものまずこう読む
const amount: number = 1200金額は数値。値は1200
memo?: stringメモは文字列。項目は省略できる
Expense[]申請データの一覧
"下書き" | "申請中"決めた選択肢のどちらか
value === undefined値が未設定かを確認
function f(x: number): string数値を受け取り文字列を返す処理
Promise<Expense>あとで申請データが得られる処理
as / any検査を弱めていないか、理由を聞く
8.3

ミニケース:申請ボタンを押せません

開発担当から「APIのamountがstringで、画面の型はnumberなのでエラーになっています。as numberで直します」と連絡がありました。どう返しますか?

会話の例と、確認する理由を見る

「金額は計算に使う数値という仕様ですね。APIからは実際に何が届いていますか? asでは値が変わらないので、送信元か受信時の変換を確認したいです。空欄や数値でない値も、保存前に検査してください。正常値と範囲外の値で動作を確かめましょう。」

エラーを消す手段だけに注目せず、データの流れと業務ルールに戻ることがポイントです。

8.4

学び終わったら、次にすること

まずは自分の仕事の入力フォームを1つ選び、項目名・値の種類・必須か任意かを書き出してみましょう。そのあと、未入力・境界値・通信失敗のときに何が起きるべきかを考えます。これだけでも、仕様の会話が具体的になります。

実際にコードを書いてみたい方は、公式のTypeScript Playground ↗で短い例を試せます。会社のソースコードや個人情報は、利用が認められた場所で扱ってください。

CHECK YOUR UNDERSTANDING

最後の確認テスト

各問の答えを選び、「答え合わせ」を押してください。何度でもやり直せます。

Q01TypeScriptの主な役割は?
Q02const fee: number = "500" が型エラーになる理由は?
Q03amount > 10000 の条件を満たす金額は?
Q04function f(x: number): string は何を表す?
Q05memo?: string だけでは保証できないことは?
Q06"下書き" | "承認済み" はどんな型?
Q07未設定の値を確認してから文字列として扱うことは?
Q08外部APIのデータに型を書けば、実体も自動検査される?
Q09as numberによる修正で確かめることは?
Q10申請の通信処理について、業務側が確認することは?

全8章、おつかれさまでした。

理解できたところまでを振り返って、読了を記録しましょう。

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